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イ´ ̄  ̄  ̄ `ヽ / ` 、 \ / / ヽ \ ヽ / / , ヽ ハ ,′/ , / i ', / / / / |i il ', ,' ./. / / /ヽ. . |ヽ . . i / /\/ / |i . 卜、\ | . { ,′ i \ヽ / ,斗 . {i ヽヽ | i , / . |\ Y / ヽ i | ヽ . | ハ i / |\ヽi _ レ'\ | _ i . . | i ', | | | `| z≠ミ、. ヽ| ,ィ≠ミ、 ∨ | / i | | 〉 i 〃 ん心 ん.心バ∨. / | | | i ヽ | {{ {i ゚ノi} {i ゚'ノi} ノ川 / 〈ヽ、_, ヽi | Vi ヽ マ_シ `゚ー´ ∧ / ∧ i ` ̄ _/| | ∧ , /l///l i / } | あずにゃんと…おままごとしたいの…… } ∧ | i/∧ /l//l/ u 从 〈 レ' | i ヽ . .| .|//ヽ u , 、 イ / /ヽ レ' i\i }// `> <i | / ////{ {//ヽ ヽ.//. i ヽ ` ‐≦ / { | //=、i////| ,十‐ {l \人|/ } \ / | レ'}} i}  ̄ ヽ / |i _」} { i \ /. i } |=´ ', i i ̄ | li } イi`. ヘ | | | | | |. | i ヽ i/ )) o || ∨ .| | ノ .| 梓「……はあ……そうですか……」 唯「えっ!? いいの?」 梓「なんで『はあそうですか』を了承の返事と解釈できるんですか」 唯「してくれないの?」 梓「当たり前ですよ。何が悲しくて高校生にもなっておままごとなんてしなくちゃいけないんですか」 唯「えーいいじゃん。やろうよーやろうよー」 梓「嫌です」 唯「やーろーうーよー!」 梓「嫌です。だいたい、唯先輩はいつも言動に突拍子がなさすぎるんですよ。なんですか突然おままごとなんて言い出したりして」 唯「奇跡の発想は突然舞い降りて来るんだよ、あずにゃん君」 梓「おままごとが奇跡の発想なんですか」 唯「うん」 梓「っていうか先輩もう受験生ですよね。 夏休みなんですし夏期講習とかいいんですか?」 唯「夏期講習はちょうど一昨日前期が終わって今はお休みなんだ」 梓「はあ。それで暇だから私に電話してきたってことですか」 唯「あれ、これ電話だったんだ」 梓「電話掛けてきたの先輩の方ですよね!?」 唯「えっ? そうだっけ?」 梓「電話で話していることを忘れるなんてことがありえるんですか!?」 唯「いやー、あずにゃんとは普段からテレパシーで会話してるからこれが電話だなんて全然気づかなかったよ」 梓「本当に大丈夫なんですか。主に頭の具合とか」 唯「ダイジョウブダイジョウブ。グッドオーケーだよ」 梓「はあ……」 唯「それでどうかな、おままごと。あずにゃんも暇でしょ?」 梓「暇ですけど、だからっておままごとをやる必要もないんじゃないですか?」 唯「いいじゃんいいじゃーん」 梓「い や で す」 唯「んもー。あずにゃんのケチー。別に減るもんじゃないんだしいいじゃん!」 梓「減ります。主に高校生としてのプライドとかが色々と」 唯「ちぇっ」 梓「で、用件はそれだけですか? もう切っちゃっていいですか? 唯「どうしても駄目なの?」 梓「駄目です。じゃ、切りますね」 憂「ちょ、ちょっとお姉ちゃん!」 梓(あれ、電話口から憂の声がする) 唯「ん? 憂、どうかしたのー? 憂もあずにゃんに用があるの?」 憂「用も何もないよ。うちにきたたくさんのお中元の素麺をお姉ちゃんが一気に茹ですぎちゃったから、誰か呼んで食べてもらおう、っていう話だったでしょ?」 唯「え?そうだっけ?」 憂「お、お姉ちゃん……梓ちゃんと電話で何話してたの?」 唯「えー? うーんと……あれ、なんだっけ?あずにゃん」 梓「もう忘れたんですか!?」 憂「お姉ちゃん……。ちょっと電話代わって」 憂「梓ちゃん、聞いてた?」 梓「あ、うん。素麺を作りすぎたとかどうとか」 憂「ごめんね。本当は全部お姉ちゃんが悪いんだけど、捨てちゃうのも勿体無いし……。梓ちゃんが迷惑じゃないなら、うちに素麺食べに来ない?」 梓「あ、うん。いいよ。じゃあ今から行くね」 憂「お姉ちゃんがおかしなこといってごめんね」 梓「ああ、うん。いつものことだから……」 憂「本当にごめんね……」 梓「う、うん……じ、じゃあ切るね。すぐいくから」 憂「待ってるよ、梓ちゃん」 ガチャ 梓「本当に憂はできた妹だなあ」 平沢家前 梓「えーっと、唯先輩の家はここだったかな。インターホンはっと……」 唯「あーずにゃん! いらっしゃい!」ガチャ 梓「うわっ! ゆ、唯先輩? まだインターホンも押してないのに」 唯「あずにゃんを驚かそうと思って覗き窓の前でずっと見張ってた」 梓「いつから見てたんですか?」 唯「憂と電話代わったあとくらいからかな?」 梓(この人馬鹿だ) 憂「あ、梓ちゃん。いらっしゃい」 梓「どうも、お邪魔しまーす」 唯「お邪魔されまーす」 梓「なにこれ」 唯「ソーメン」 梓「これ素麺なの? なんかサッカーボールみたいになってるけど」 憂「お姉ちゃんが素麺を箸でグルグルして遊んでて……」 唯『おー! ソーメンってなんか纏まるね! もっとたくさん作ってみたら楽しそう!』 憂「って言って、目を放した隙にお中元の素麺を全部茹でてこんなものを」 唯「ソーメンって意外とお腹いっぱいになるよね。食べ切れなくなるとは思わなかった」 梓「人の頭と同じくらいのサイズですよねこれ!? 茹でてる途中に気づくでしょ普通!?」 憂「私とお姉ちゃんが食べる前はこれと同じのがもう一個あったよ」 梓「唯先輩……」 唯「これより大きいのは作れなかったよ。麺が短いからかな」 梓(っていうかお中元の素麺多すぎだよ。どれだけお中元の素麺貰ってるの) 憂「あ、全部食べなくてもいいよ? お腹いっぱいになったら食べなくても良いから」 唯「甘やかしたら駄目だよ! 世の中には満足にご飯を食べられない人g 憂「お姉ちゃん」 唯「はい……」 梓「は、ははは……。ま、まあお腹は空いてるし、いただいちゃおうかな」 唯「召し上がれ♪」 憂「無理はしなくて良いからね、梓ちゃん」 梓「やってやるです!」 … 梓「完食……」 憂「ごめんね梓ちゃん」 梓「いや、いいよ。結構この素麺おいしいね……」 唯「そりゃ私が茹でたからね」 梓「関係ないですよねそれ……」 唯「しっかしこの小さな体のどこにあんな素麺が入ったのかなー?」 ポンポン 梓「やめてくださいおなか触られたら戻しそう……」 憂「お姉ちゃん!」 唯「はい……」 梓「ちょっと横になるね……」 憂「だ、大丈夫? 何か持ってこようか?」 梓「いや、食べ過ぎただけだから……」 憂「ビニール袋とか」 梓「やめて吐く自分を想像したくない」 唯「気分が悪いなら吐いちゃった方が」 憂「お姉ちゃん」 唯「はい」 梓「うー…く、苦しい」 梓「……」 唯「……」じーっ 梓「……」 唯「……」じーっ 梓「な、なんですか……?」 唯「いや、なんかあずにゃん見てるとさ」じーっ 梓「はい」 唯「母性本能をくすぐられるというか」 梓「はい?」 唯「はっ!? そうだ! 思い出した! 憂ー! うーいー!」 憂「なに? 梓ちゃんがどうかしちゃったの!?」 唯「違うよ! 憂、うい、あのね!」 憂「う、うん」 唯「さっきあずにゃんと電話したとき、何話したか忘れたっていったでしょ?」 憂「うん」 唯「あの時さ、私あずにゃんをおままごとに誘ってたんだよ! 思い出した!」 憂「うん。それがどうかしたの?」 唯「あの時憂が私とあずにゃんが何話してたのか気にしてたから」 憂「……だから今報告したの?」 唯「うん」 梓(憂も大変だなぁ……) … 梓「やっと消化しきったようなそうでないような」 唯「人間の消化のサイクルは24時間だっていうしそんなに早い消化はありえないよ」 梓「24時間なんですか? 初耳です」 唯「ごめん適当に言った」 梓「……」 唯「あ、そういえばさ」 梓「はい」 唯「おままごとの話だけど」 梓「またその話ですか」 唯「またこの話です」 梓「そうですか」 唯「どうかな、今からでもやってかない?」 梓「嫌です」 唯「そんな連れないこといわないで」 梓「嫌ったら嫌です」 唯「いいじゃん」 梓「嫌です」 唯「やろうよ」 梓「やりません 唯「あずにゃーん」 梓「嫌なものは嫌です」 唯「そっかー。じゃあ何やる?」 梓「何って……なにやりましょうか。そういえば素麺を食べてから何をするのか考えてなかったな」 唯「どうせ暇なんだしおままごとしようよ」 梓「嫌です」 唯「ちぇー。あずにゃんのケチ」 憂「あ。梓ちゃん、体調もう良くなった?」 梓「うん。おかげさまで」 唯「私のおかげさまです!」 梓「先輩は何もやってないですよね」 憂「良かった」 唯「あ、ういー。おままごとしよー」 梓「って憂まで誘うんですか」 憂「おままごと?」 唯「うん」 憂「いいね、やろっか」 梓「え?」 梓「ちょ、ちょっと正気?」 憂「うん」 唯「ほら、あずにゃんもしようよ」 梓「う、憂。どうして……」 憂「なんかおままごとって楽しそうじゃない?」 唯「だよね!」 梓「なんだかんだでこの姉妹は波長が合ってるんだなあ 梓「まあ憂も一緒ならいいかなあと思ったので、私もおままごとに参加することにしました」 唯「というわけで配役を決めよう!」 梓「テンション高いですね」 憂「はい!お姉ちゃん、私子供やりたい!」 梓「こっちもテンション高い」 唯「じゃあ私は憂のお姉ちゃんだから憂のお姉ちゃんやります!」 梓「それおままごとの意味ないですよね」 憂「そうだよお姉ちゃん」 唯「えー、そうかなー。じゃあ私がお父さん?」 梓「それが妥当じゃないですか?」 憂「気に入らなければ入れ替えていけば良いよ」 唯「じゃあ私がお父さんで」 憂「私が子供」 梓「とすると私はお母さんですか?」 唯「そういう形になるね」 憂「おかーさん」 梓「うわノリノリだこの子」 唯「母さんやー メシはまだかー」 梓「このノリやだなー」 梓「しかし今更ながらおままごとしろといわれても何をすれば良いのか」 唯「うん、私も迷った」 憂「とりあえず朝のワンシーンから始めていけばいいんじゃない?」 唯「じゃああずにゃんは朝ご飯作っててね」 憂「それと始まってからはみんな役になりきってね」 梓「憂がちょっと本気なのが怖いなあ」 梓「……」 憂「」唯「」(寝たふり) 梓(ど、どうすればいいんだろ……) 梓「ふ、二人とも朝だから起きなさーい……」 憂「…ふぁーい」 梓(うわ凄く今起きた感じ出してるよ本気すぎて怖い) 唯「……」 梓「せんぱ……じゃなくて、お、お父さんも早く起きて」 唯「……zzzz」 梓「って本当に寝てるよこの人」 未完 戻る
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このページはこちらに移転しました Show you rar. men 作詞/42スレ200 作曲/42スレ215、icα(43スレ36) らーめん ちゅるちゅる うまうまー ただの小麦の麺なのに らーめん ちゅるちゅる うまうまー やっぱり大好き 替え玉お願い♪ スープに背油が浮いている メンマとネギに絡んでキラキラしてる 厚めのチャーシューに煮卵が乗っかって 「さぁ 食べちゃうぞ~ ちゅるちゅる☆ はぁ・・・幸せー♪」 らーめん ちゅるちゅる うまうまー ホントは体に悪いのに らーめん ちゅるちゅる うまうまー 汁まで飲んじゃえ ご飯も投入♪ 音源 Show you rar. men.mp3 Show you rar. men(icα ver) (このページは旧wikiから転載されました)
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通称拡張子さん ギルド内で唯一の高レベルFA 最近晒された人 あえw でんw つかFAで高レベルまで残るやついないと思うんだ この職相当マゾいし装備は安くても高い装備使わないと戦力になれんしすぐしんじゃう!!! そういえば10/26の新スキルで輝ける火力ゲット予定暫定
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『ままごとには変わらないがな』 31KB 考証 駆除 番い 群れ 赤ゆ 捕食種 ドスまりさ 自然界 現代 スカスカだったり、ミッチリ詰め込まれたりしてるアレのお話 お話としてまとまらないと悩んでいたところに、ゆうかにゃんのまむまむぺろぺろしたいとしあきさんの即興でれいむ皆殺しの話があり、いい具合に行けそうだと思ったので拝借して組み込んでみました。無断で使って申し訳ありません。 ドスの配慮が裏目っていますが、他人様を見下す為にやったわけではありません。なんでこんな話になっちまったんだか。 ───けっかいは役立たずではない話─── ○ まりさは山を駆け回っていた。 今日と明日の糧を得るためである。その行為に、さして苦労は感じ無かった。 独り身のときもこうだったし、今は家に待つ伴侶と子供たちのことを思えば疲れも感じない。 むしろ、心地良さすら感じる。 「ゆゆっ!いっぱいとれたね!」 まりさは帽子の中にある成果を見て言った。 自慢の黒帽子には食料になりそうなものが詰まっていた。量は帽子の半分程度と、十分な成果といえる。 「ゆ~ん」 まりさはこのまま食料探しを継続するか、家に帰るか迷っていた。 食料を多めに持って帰ればちょっとした贅沢ができる。それは、家族をもっとゆっくりさせることが出来る。 ここで家に帰れば、家族とゆっくりできる時間が増える。今は正午まで遠く、食料探しはかなり早くノルマを達成していた。 まりさは二秒考え、家に帰ることを決めた。昨日は遅くまで食料探しをしていたため、家族とあまりゆっくりできなかったからだ。 「おうちにかえってれいむとおちびちゃんたちとゆっくりするよ!」 帽子をかぶりなおして家路を急ぐ。 食料探しで疲れているはずだが、その足取りは軽い。 しばらく跳ねると、群れの広場にたどり着いた。 広場には家を守る番の片割れたちが集まり、子供を遊ばせながら井戸端会議を楽しんでいた。 「きのうはまりさがばっささんをつかまえてきたんだよ!」 「それはとかいはだわ。うちのまりさにおねがいしてとってきてもらおうかしら?」 「まりさはあっちのほうでとれたっていってたよ!」 「きのう、みょんとありすがれみりゃにたべられちゃったんですって」 「むきゅ、こわいわね。しっかりおうちのとじまりをしないといけないわ」 「わかるわかるわかるよ~」 「わかるわかるよ~」 「だれかほんやくしてほしいんだぜ、わからないんだぜ」 雑談の内容を聞きながら、番を探す。 それに赤いリボンのゆっくりが気付いた。まりさの伴侶であるれいむだ。 れいむは他の群れを追い出され、苦労していたのだという。その分、ゆっくりさせてあげたいとまりさは常々思っていた。 「まりさおかえり!」 「ただいまれいむ!きょうはかりがはやめにおわったから、れいむとおちびちゃんたちとゆっくりするよ!」 「ゆゆ~ん!ありがとうまりさ!おちびちゃんたちもよろこぶよ!」 「れいむのまりさはとかいはね!うちのまりさももっといっしょにゆっくりできればいいのだけど」 あつまった群れの仲間に挨拶をしつつ、愛しのわが子のもとへ向かう。 多くの赤ゆっくりが遊んでいるところに近づくと、何体かの赤ゆっくりがそれに気付く。 「ゆわあ、おちょ~しゃんだ!おきゃえりにゃしゃい!」 「おきゃえりなしゃい!ごひゃんしゃん、いっぴゃいとれちゃ?」 ゆっち、ゆっちと言いながら、四体の赤ゆっくりがまりさとれいむの前に出る。 いずれも大切な、まりさとれいむの子供たちである。 「いっぱいとれたよ!だからきょうはいっぱいゆっくりしようね!」 「やっちゃ~!おちょ~しゃん、しゅっごくゆっくちしちぇるよ~!」 「おちょ~しゃ!まりしゃにおぼうしぴょんぴょんしてほちいよ!」 「ぴょんぴょん!れいみゅもしちゃい!」 「わかったよ!おともだちもつれてくるといいよ!」 こうして日が暮れるまで番や子供、群れの仲間とたっぷりゆっくりする。 そして傾いた日が赤くなるころ、皆で家へと帰る。 先頭はれいむ、それにつづいてまりさと子供たちだ。遊び疲れたのか、まりさの帽子の上に赤ゆっくりが一体寝ていた。 家の入り口につくと、れいむが立てかけた枝に舌を伸ばす。 「けっかいっ!をはずすよ!ゆっくりはずれてね!」 枝をどかすことで玄関を開ける。 枝をどかし終えたれいむに礼を言って、まりさと子供たちが家の中に入っていった。 誰も外に残ってないことを確認してかられいむも家に入り、家の内側から枝を立てかけ始めた。 「けっかいっ!をするよ!ゆんしょ、ゆんしょ!」 長い舌を使って、内側から器用に枝を立てかける。 数本の枝を置き終えると、満足そうな顔で家の奥へと進んでいった。 家の中では、まりさが仕事の成果を見せている。 「いっぱいとれたねまりさ!おつかれさま!」 「ありがとうれいむ!さ、みんなでむ~しゃむ~しゃしようね!」 成果の半分ほどを家の隅にやり、残った分を家族でわけあって食べる。 食事の後はかろうじてはいってくる日の光が消えるまで、家の中でゆっくりする。 そして夜がくると、家族みんなが一所に集まって寝る。 まりさと、れいむと、彼女らの子供たち。まりさの一家は、とてもゆっくりしていた。 ● 季節は春と夏の境目である。 朝や夜の寒さもやわらぎ、昼間は汗ばむ日も出てくる。そんな時期だ。 その夜明けごろ、つなぎ姿の三人は山を登っていた。全員リュックサックを背負い、先が丸く尖ったシャベルをもつ。 「今日は少し寒いね」 高い声色だ。肩口ほどの長さの髪をもつ、若い女。 「登り切るころにゃあ、あったまるだろ。J、あとどんくらいだ?」 隣を歩いていた背の高い男が言う。 問いかけに対し、先頭を歩くJと呼ばれた男が返した。 「あと少しだな。五分もかからないだろう。この先に少し開けたところがあるから、そこが目的地だ。A、数はどうだ?」 「成体が28、幼体が92ってところかな。みんなくっついてるから、まだ寝てると思う」 Aと呼ばれた女が目線を軽く上げて答える。それに、背の高い男が合わせた。 「まだ空が白み始めたころだかんな。ねぼすけ共は当分夢のなかだろ」 「だとは思うがな。S、念のため回りに注意しておいてくれ。もしかしたら外にいる馬鹿がいるかもしれない」 「見つけたら叩き潰すんだろ?まかせとけ」 Sと呼ばれた男が、手に持ったシャベルの柄で肩を二三度軽く叩く。 話が途切れるのと、目的地に着いたのはほぼ同じころだった。 「ここが今回の目的地だ」 山の木々に囲まれた円形に近い空間だった。家を一軒建てるぐらいならできるであろう広さを有している。 三人は広場の中心に移動した。Aが当たりを見回して言う。 「この広場を中心に巣を作ってるみたい。ほとんどが番で、独り身はあまりいないよ」 「そこらの木の根元に巣があるな。相変わらず、わかりやすい細工をしやがる」 Sの言葉通り、広場の回りの木にはゆっくりの巣穴があった。 木の根元を掘って空間を作り、木を屋根の補強材として利用する。野山のゆっくりにとって一般的な巣穴だ。巣穴が大きいうえ、入り口には木の枝が立てかけられているのですぐに分かる。 「しかしよぉ、こいつらのなんだっけ?この棒切れの呼び方」 「“けっかい”のことか?」 「そうそれよ。意味あんのか?こんなにスッカスカなんだぞ。防寒にも迷彩にもならねえじゃねえか」 ゆっくりの巣穴に立てかけられた木の枝には意味がある。 “けっかい”と呼ばれるゆっくり式の戸締りであり、他のゆっくりに家を取られることや、捕食種による被害から身を守るものだ。 しかしその外見は、数本の枝を入り口に立てかけただけ。内部は丸見えになっている。 「と思うだろ。こいつをかけてみろ」 言葉とともにJが取り出したものは、目をすっぽりと覆うミラーグラスだった。 「なんだそりゃ」 「いいからかけて、ゆっくりの巣穴を見てみろ。そうすればわかる」 「左様け。貸りるぞ」 SはJからミラーグラスを受け取り、かける。 言われたように目をゆっくりの巣穴に向けると、意外なものが見えた。正確には、見えなかった。 「おい、巣穴が無くなったぞ」 「え?私にも見せて見せて!」 Sがミラーグラスを外し、Aへと渡す。 Aも同じようにミラーグラスをかけて巣穴を見ると、そこには巣穴も木切れもなかった。 木が地面に根をはっているだけだった。しかしグラスを外すと確かに巣穴は存在する。 「これなあに?」 「俺が作ったゆっくりの視界を疑似体験できる眼鏡だ。巣穴が無くなっていただろう?」 「ああ。しかしよ、これどうなってんだ?棒切れが立ててあるだけだぞ?」 「あれが“けっかい”だ。あの巣にはれいむ種が住んでるんだろう。少し見回してみれば、見える巣もあるはずだ」 「あ、あそこ巣がある。見えるよ」 グラスをかけたまま回りを見ていたAが言う。 指し示した先には、確かにゆっくりの巣穴があった。他と同じように、木の枝が立てかけられている。 「さっきのと違いがわからねぇぞ」 「俺たちにはわからなくても無理はない。ゆっくりにとって違いがわかればいいんだからな」 「でも、なんで見えるの?」 「多分あの巣穴には、れいむ種以外が住んでる。確認してみればわかるよ。寝言を聞けばいい」 近寄って巣穴に耳を近づける。 巣穴の奥からは、ゆぴーゆぴーという寝言が聞こえてきた。 声から、中にいるのがまりさ種とありす種だとわかる。 「確かに赤リボンの奴じゃねえな。こりゃ黒帽子とカチューシャの奴だ」 「れいむ種でなければ“けっかい”は使えないからな」 「あっちにも見えるのがあるよ」 Sが近づいて中の音を聴くと、寝言を口に出しているのがわかる。 それはまりさ種とれいむ種のものだった。 「おいJ、中かられいむ種の声がするんだが?」 「うん?本当か?」 Jも巣穴に近寄り、Sの横に座り込んだ。 耳を傾けて中を確認し、Sに顔を向ける。 「説明はするが、今は先に仕事をすませよう」 「話が長くなるってことだな。よし、ちゃっちゃと済ませて帰るか」 「ならこいつをつけろ」 リュックサックから取り出したのは、ガスマスクと数個の煙幕花火だった。 Sは怪訝な表情でそれを見る。 「なんでそんなけったいなもん出すんだよ。何に使うんだ?大げさすぎだろ」 「ガスマスクの使い道なんてひとつしかないだろ。つけるんだよ」 「その駆除用煙幕を使うためでしょ?そんなに危険なの?」 「こいつは科学技術部が作った新しいやつで、名前をデスソース煙幕爆弾という」 「デスソース?あー、あのすごく辛いっていう調味料だよね」 「聞くところによると、原液は目に入ったら失明もありうるという危険なシロモノだ。念のためガスマスクを付けるよう言われている」 「まあ、一応つけておくか。用心にこしたこたぁねぇわな」 三人はガスマスクを装着し、外れないよう固定する。 「全員付けたな。煙幕爆弾を配るぞ。こいつは火を付けて三秒で煙幕が出始める。出来れば煙幕の出る前に巣穴に投げ込むんだ」 「投げ込んだら巣穴に四五回土をかけて、待つだけだな」 「巣穴の上の方に少し穴を開けるんだっけ、火が消えないように」 「ああ。使い方は今までの駆除用煙幕と同じだ。入り口は固めておけよ。A、巣穴はいくつぐらいある?大体でいい」 「数と分布からみると、二十いかないぐらいかな。地図に書くね」 Aが端末を取り出して操作すると、画面に地図が浮かぶ。 スタイラスペンで地図に丸印をつけてゆくと、それは広場を囲うように点在していた。 書き終えて保存すると、二人の端末にもデータを送る。 「ありがとう。このデータを元に駆除するぞ。Sはここからここまで。Aはこのあたり。俺はここだ。終わったら広場にいてくれ」 「あいよ」「わかった」 確認を終えると、それぞれが受け持ちの場所へと歩いていった。 ● 「しっかし、デスソース爆弾ねぇ。どんくらい効くんだろうな?」 Sは左手で摘んだ煙幕花火を見ていた。右手は肩に置いたシャベルを支えている。 「ま、試せばわかるわな」 シャベルを地面にさして固定したあと、煙幕花火を右手に持ち替える。 取り出した着火器具を左手にもって、煙幕花火に点火した。 導火線は根元に向かって進み、行き止まりに到達すると、もうもうと煙が出てきた。煙はどす黒く見える。 「さてさて、効果の程をみせてもらおっかね」 煙を吐き出す弾を巣に投げ入れて、巣穴の口に土をかぶせてゆく。 穴を残しつつ五回かぶせて叩いて固めてから、立ったまま耳を済ませた。 ユ?ナンダカカラダガヒリヒリスルヨ? オキャーシャン、イチャイヨォ!クルチイヨォ! ユウウ!ケムリサンガヒリヒリダヨォ! ユワアアアアア!ケムリシャンイジワルシニャイデエエエ! ユッギュウウウウウウウ!イジャイイイイイイイイイイイ! 「おうおう、効いてるみたいだな」 煙幕花火で苦しむゆっくりは掃いて捨てるほど見てきた。実際に掃いて捨てても来た。 中でどうなっているかは大体予想がつく。血反吐の代わりに中身を吐き出しながら、皮が爛れていっているのだろう。 ユギュギュギュギュギュ オメメガイタイヨォ!ミエナイヨォ! ユゲェ!ユッギェエエエエエエ! ミンナオソトニイコウネ!ドボヂテイリグチサンフサガッテルノオオオオオオオオ! 「そりゃあ俺が塞いだからにきまってんだろ」 中に聞こえないよう呟く。 その呟きにぶつけるかのように、うめき声がきこえてくる。 アノムレニオイダサレテカライキノビタノニ、コンナノッテナイヨォ…モット、ユックリ… 「ん?こいつ今なんて言った?追い出されて生き延びた?」 れいむ種の恨み言。それを最後に、中から声がしなくなった。 煙はまだ穴から出てきている。 「どういうこった?」 土をどけて、穴をあけなおす。 土のあったすぐむこうに、苦悶の表情を浮かべて倒れるゆっくり一家の姿があった。 「こりゃまたすげぇな」 皆一様にどす黒くなっていた。 衰弱して変色したのではなく、煙の色が付着して黒くなったのだろうとSは考えた。 犯し殺されたゆっくりの黒さとは違って、煤けたような黒さだったからだ。 Sはれいむ種を探し出し、シャベルの先で軽くつついた。 「…駄目になってるか。しゃあねえ」 れいむは完全に動かなかった。 Sはれいむとその家族をシャベルで奥に押しやり、土をかけ直した。 今度は隙間なく、完全に塞いだ。弔うというつもりではなく、用が無くなったから穴を埋めただけだ。 「気になるが、まずはお仕事終らせますかね」 端末をいじって駆除済みを示す印をつけて、次に行く。 次の巣穴を確認して顔を上げると、少し離れた木の上に何かあるのを見つけた。 「ありゃあ、巣か?でけえな」 その木は、群れから少しだけ外れたところに立っていた。 近づくと、鳥の巣のようなものが木の上にある。まりさ種の帽子を逆さまにして枝に引っ掛け、それを木の枝で補強してあった。 「こりゃあ捕食種の巣だな。けど、もぬけの空か。覚えてはおくかね。さて、仕事仕事」 草を踏みならし、Sは次の巣穴へと向かっていった。 ● 広場に戻ったJは、SとAが話し合っているのを見た。 何か問題があったような雰囲気である。Jはガスマスクを外しながら二人に近づいた。 「お疲れさん。どうした?」 「おう、お疲れ。いやよ、最初に潰した巣のゆっくりが気になることを言ったもんでな。群れを追い出されて生き延びたとか」 「追い出されて生き延びた?ということは、近くに別の群れがあるのかもしれないな」 「私とSもそう考えて、索敵し直したの。そしたら、群れが見つかって。ほらここ」 Aは手に持っていた端末を示す。 端末には地図が写っており、赤い円と青い点が灯っていた。 「青が私たちで赤が群れの位置。ここからもっと山の奥のほう、北に5㎞ぐらいの所にあるの」 「今から行けばゆっくりが起きる時間にかち合うな。都合がいい、見に行ってみるか」 Jの腕時計は7時を指していた。 ゆっくりが起きだすのは大抵10時ごろになる。 今から移動を始めれば、10時前にはもうひとつの群れに辿りつけるとJは判断した。 「駆除すんのか?」 「起き始めるだろうから難しいな。駆除用の煙幕花火も手持ちがあまり多くない。世帯数によっては足りなくなる」 「ゆっくりの数は成体53、幼体が158、世帯数は32だよ。それにドスが1体」 「足りないうえにドスつきか。対処はできるが」 「行くだけ行ってみるか。次行く時の足しになるしな」 荷物をまとめて、広場を後にする。 山を歩きながらSが疑問を口にした。 「もし今行く群れに追い出されたゆっくりがいたとして、理由はなんだろうな?」 「群れの掟に反した個体なのかもしれないし、本人が追い出されたと勘違いしている可能性もある」 「独り立ちを強要されてとか?」 「そんな感じかな。ドスに聞いて何かわかればいいけど」 「まあ、わかんなくてもいいけどよ。俺が知りたいだけだしな」 ● ゆっくりが起きだしてくるころ、三人はもう一つの群れにたどり着いた。 離れた茂みに隠れて様子を伺うと、群れのゆっくりが洞窟の前に集まっているのが見えた。 その洞窟の奥から、ドスが出てくる。おそらくは、洞窟がドスの住処なのだろう。 ドスと群れのゆっくりは話し合いを始めたが、離れているせいか聞き取りにくい。 「S、あいつらは何を話してる?」 「挨拶と、今日はどの辺に食い物を探しに行くか話してるな。あとはガキが生まれそうだとか、誰それがゆっくりしてるだとか」 「ねえ、気になったんだけど」 双眼鏡で様子を見ていたAがJに呼びかける。Jがそれに応じた。 「どうしたんだ?」 「あの群れ、れいむ種がいなくない?」 言われて、Jも双眼鏡で確認した。 確かに、赤いリボンがひとつも見当たらない。 「まりさ種が災害で一体も居なくなることや、ありす種が迫害されていないことは稀にあるが。れいむが居ないとなると」 「やっぱ俺が駄目にしたあのれいむ、ここの出身か?」 「でも、なんで居ないんだろう」 「ドスに聞いたほうが早いな。聞きにいこう」 SとAが頷く。Jは立ち上がって茂みを踏み越え、出せる限りの声で呼びかけた。 「ゆっくりしていってね!」 ユックリシテイッテネ! 話し合いをしていたゆっくりたちが、一斉に同じ言葉を返してきた。 Jは手を振りながら笑顔で近寄ってゆき、それにならってSとAが後に続く。 群れのゆっくりを間に挟む形で、三人はドスと向かい合った。 Jが挨拶をする。 「はじめまして、ドス。ゆっくりしていってね」 「ゆっくりしていってね!にんげんさんたちはどうしたの?」 「いやなに、散歩の途中さ。偶然ゆっくりしてるこの群れを見つけて寄らせてもらおうと思ったんだ」 「そうだったんだ。みんなはすこししたらかりにいっちゃうけど、それまでみんなとゆっくりしてね!」 「ありがとう。ドスも群れのゆっくりたちもゆっくりしてるな」 群れのゆっくりたちは、Jの褒め言葉にまんざらでもない様子だった。 皆、三人に挨拶をして、その場を離れはじめた。 大半が散ったところを確認してから、Sがドスに言った。 「なあドス、聞きてえことがあるんだ」 「どうしたの?にんげんさん」 「あー、なんだ。気になったことがあってよ。J、やっぱ頼む」 れいむ種が居ないことを聴こうとして、それをJに任せた。 Sはこういうとき、自分がうまく言いくるめることができないと自覚していた。 「ああ。よかったらでいいんだが教えてくれ。どうして、この群れにはれいむが居ないんだ?」 「……にんげんさん」 「気に触ったなら、いや、嫌な思いをさせたなら謝るよ。ただ、珍しくてね」 「ううん、だいじょうぶだよ。……れいむはね、ゆっくりできないゆっくりだからついっほうっしたんだよ」 空を仰ぎ、昔を思い出すようにドスが話し始めた。 「れいむはみんなにめいわくかけてたよ。じぶんはかりにいかなかったり、へたくそなおうたをきかせたり、じぶんににてるおちびちゃんだけゆっくりさせたりね」 「それで追放ってのは、ちょっと酷すぎじゃない?」 「うん。でもじけんがおこったんだよ。むれのれいむのひとりが、じぶんににてないおちびちゃんをぜんぶつぶしちゃったんだ。それで、みんながおこったんだ。ドスもおこったよ。それで、れいむをぜんぶせいっさいっしようとしたんだ。でもしなかった」 「ん?なんでだ?潰しゃあよかったじゃねえか」 「せいっさいっはゆっくりできないって、むれのいちぶがいったんだよ。おちびちゃんをつぶしたれいむはせいっさいっするべきだってのはおなじだったけど、ほかのれいむまでせいっさいっするのはゆっくりできないって」 「……それで、追放という形に落ち着いたわけか」 「そういうことだよ。それがまえのなつさんごろかな。それからみんな、ゆっくりできてるよ。れいむがいたときよりもね」 「そうか。ありがとう。嫌な話をさせたな」 「だいじょうぶだよ。むしろこれはドスのじまんだよ。なにせ、ドスのえいっだんだからね」 「えいっだん?……ああ、英断のことかよ。皆をゆっくりさせるために、辛い選択をしたってことか」 「そうだよ。でも、ドスはまえかられいむなんていなくなればいいとおもってたから、ちょうどよかったよ。れいむなんてゆっくりのなかでもくずのなかのくずだとおもってたからね」 「手厳しい、いや、きつい言い方をするな」 「それだけのことがあったってことだよ。……ここまではなすのははじめてだよ」 「信頼してくれてるの?」 「にんげんさんたちがむれのいちいんじゃないからだよ。いってもむれにはひろがらないからね」 「安心しろ、群れのゆっくりに言ったりはしないさ。それは、ゆっくりできないことだからな。俺達も、ドスもな」 「ありがとう。でも、むれのみんなもれいむはだめなゆっくりだっておもってはいたとおもうよ。せいっさいっはよろこんでやってたし、ついっほうっしたときはせいせいしたっていってたからね。れいむはゆっくりきょうつうのてきだよ」 「……良い考え方だ。もし他の群れを見つけたら、その考え方を広めておくよ。ドスの英断の逸話と一緒にな」 「いつわ?」 「すごい話だってことさ。群れの外で言うなら問題ないだろ?」 「ありがとう。にんげんさんはゆっくりしてるね」 三人とドスはそこで話を切り、群れのゆっくりたちを眺めた。各々が小さなグループの中を作り、ゆっくりしていた。 しばらくして群れのゆっくりたちが森に出かけ始めたころ、三人はドスに礼を言って群れを後にした。 ● 三人は元きた道ではない方向へと歩いていた。 先導するのはAである。 「こっち。こっちの方に変な反応があるの」 「数は?」 「成体が2で幼体が4つ。でね、地面にあるって感じじゃないの」 「地面じゃねえ?じゃあ浮いてるってことかよ?」 「うん。……ここだよ。この上」 Aが立ち止まったのは、背の高い木の前だった。 かなりの年月を生きた木なのか他より一回り大きく、曲がりくねった枝を多く持っていた。 「この上にいるってぇのか?」 「細かい場所の特定は出来るか?」 「やってみる。……あそこ、枝が重なってるところ」 Aが指し示したところを双眼鏡で見ると、鳥の巣のようなものがあった。 巣はかなり大きく、中には帽子をかぶった何かがいた。 「あれは。……この群れにもう一度来る必要はなさそうだ」 「なんでだよ?」 「あとで説明するさ。今はこの群れから離れよう」 地図を確認しながら、通ってきた道を目指して進む。 その途中で、食料探しをしているまりさ種を見つけた。 無視するか、見つかったら軽く挨拶をして立ち去るかを考えていた。潰すにはまだ群れが近い。 「にんげんさん、ゆっくりしていってね!」 「ああ、ゆっくりしていってね。狩りの途中か?」 「そうなんだぜ!にんげんさん、おしえてほしいことがあるんだぜ!」 Jが振り返って二人を見やる。 どうしようかと決める前に、まりさが勝手に話しだした。 「れいむをみなかったのぜ?まりさのおよめさんのれいむなんだぜ」 周りに聞かれたくないのか、小さめの声だった。 「……いや、見てないよ。すまないな」 「そうだったのぜ。いきているといいんだけど」 「おい黒帽子、じゃなかったまりさ。おめぇあの群れのゆっくりだろ?れいむは邪魔じゃなかったのか?」 「ちがうんだぜ!」 大声で否定した。 言ってから、まりさはあたりを見回した。声が大きすぎたと自覚したようだ。 Aが声をかけて安心させてやる。 「大丈夫。誰も聞こえてないみたいだよ」 「よかったのぜ。でもにんげんさん、まりさはれいむをおいだすのはいやだったのぜ。それに、みんなかんちがいしてるんだぜ」 「勘違い?何かあったの?教えてくれる?」 Aが問いかける。 「だめなれいむはれいむのいちぶだけだったのぜ。みんなそいつらにめがいってて、ふつうのれいむもひっくるめてだめなゆっくりだってかんちがいしてたのぜ。まりさのいまのおよめさんはありすだけど、ありすがむりやりおしかけてきたのぜ。れいむとくらべたら、れいむのほうがずっとゆっくりしてたのぜ。やさしかったし、おうちもまもってくれてたし。れいむ……」 「じゃあ、なんでおめぇも一緒に出ていかなかったんだ?」 「むれのみんなと、ドスと、れいむにとめられたのぜ。まりさはひつようだからむれにのこれって。でていくならいっしょにせいっさいっするって。れいむは、まりさはむれにのこってもっとゆっくりしてるゆっくりとずっとゆっくりしてほしいって」 「情けねえ話だな。無理やり出て行くなり、命がけで押し通せばよかったのによ」 「こわかったんだぜ。いまはもう、なさけなくてしょうがないのぜ。れいぶ……どぼぢてばでぃさはごんなだめなんだぜ……」 感極まったまりさは泣き出してしまった。 慰めようと、Aがまりさの頬を撫でる。 「大丈夫、駄目なんかじゃないよ。ほら、元気出して!」 「ゆっぐ、ゆっぐ。……うえぇ」 「俺に任せろ」 Aに変わって、今度はJが両手で挟みこむようにまりさの頬に手をそえる。 頬を軽くこね回しながら、まりさに言い聞かせてゆく、 「まりさ、おまえはゆっくりしている。れいむのことはもう仕方がない。今は、これからどうやってゆっくりするかを考えろ」 「ゆぐっ。ゆっ、ゆっくり?」 「そうだ。ゆっくり、ゆっくりだ。言ってみろ」 「ゆっくり、ゆっくりぃ……」 Jの言葉が続くにつれまりさの涙は止まったが、まりさの様子が徐々におかしくなっていった。 白目を向き、のけぞるように力が抜けてゆく。催眠にかけられたかのような様子だった。 そんなまりさに対してゆっくり、ゆっくりと言い続けていたJは、少しして手を叩いた。 まりさがそれに驚く。 「ゆっ!」 「気分はどうだ?」 「よくわからないけど、ちょっとよくなったんだぜ。ありがとうなんだぜ」 「もしれいむを見つけたら、まりさが心配してたって伝えておく。狩り、頑張れよ」 「うん!にんげんさんたちもがんばってね!」 まりさは下手くそな自作の歌を口ずさみながら、茂みの奥へと跳ねていった。 それを見送ってから、Sが呟く。 「あの群れ、どいつもこいつもピリピリしてる感じがしたが、なんかわかった気がするぜ」 「今のまりさの話?」 「ああ。どのゆっくりも家族かダチ同士でしか寄り合ってなかった。そんくらい小さなグループで話してたからな。なんつうか、群れの中でいくつかの派閥が出来てるみてえな感じだった」 「そこまでは気付かなかったな。だが、それなら余計に好都合だ」 「あん?」 「後で話すさ。全部な」 少し移動すると、見覚えのある場所に出た。 このまま進めば、広場のある群れに辿りつくことができる。三人は歩を進めていった。 ● 最初に来た群れの広場をすぎたところで、Sが切り出した。 「色々気になるんだけどよ、そろそろ話してくれよ。 「どこから話したほうがいいかな」 「聞きそびれてたから、まずはあの眼鏡からだな。ゆっくりの巣穴が見えなくなったやつ。巣穴の棒切れの方もだけどよ」 「それと、見えた巣と見えなかった巣の違いも教えてよ」 「なら、最初に“けっかい”について話そう。あれはれいむ種のみが使える固有技能で、他のゆっくりから“けっかい”を施した場所を隠蔽する効果がある。巣穴から離れるときや、寝ている間に捕食種に襲われないよう身を隠すときに使う。これが結構重要でな。“けっかい”を施しておけば、家を離れても安全になる。そうして、母親役のゆっくりは防犯をして、一所に集まってコミュニケーションや情報交換を行う。これが結果として、群れ全体の治安維持や状況の確認、次世代の育成と友人関係の形成、後は問題が起きたときの結束に繋がる」 「おばちゃんの井戸端会議みたいなもの?」 「そのものだ。あれは原始時代の名残だって聞いたことがある。女性はそうやって結束をして、皆で家を守るんだと」 「それはいいけどよ、どうみても棒切れ立てかけてあるだけだったじゃねえか」 「その立てかけ方に秘密がある。こいつを見てくれ」 Jがデジタルカメラを取り出して、撮影した画像を見せた。 ゆっくりの巣穴の画像を表示させ、画像を進めながら言う。 「これが正常に“けっかい”が施されているものだ。これもそう。それと、これも。これもそうだな」 「どれも枝の本数が違ったり、立て方が違うね?」 「偶然じゃねえのか?」 Aの言うとおり、巣穴に立てかけられた枝には統一性がなかった。 太い枝ばかり使われたもの、一本だけ枝が置かれていたり、壁のごとく敷き詰められているものもある。 「偶然だってのはある意味で正しい。ゆっくりには個体識別番号があってな。“けっかい”ってのはそれに依存するものだ。人間でも人によっていい塩梅というものが違うのと同じように、同じれいむ種でも個体によって“けっかい”の形状は異なる。だが、いずれも正常に効果を発揮していれば、ゆっくりには見えないことになる」 「自分には見えるんだろ?流石に」 「ああ。施した本人と親、あとは番と子供には見えるようになっている。こいつらには生んだときや交尾したときに、施した本人の個体識別番号がコピーされるためだ。この特性により、れいむ種と番になる個体は生存する確率が高い。特に、捕食種のゆっくりにはまずやられない。家にこもって隠れていることが前提だがな。ゆっくりでれいむ種とまりさ種は全体の50%を占めているが、れいむ種はこの“けっかい”のためで、まりさ種はれいむ種と番になることが多くて “けっかい”の恩恵を受けやすいためだ」 「黒帽子の奴は打算で嫁選んでることになんのか?」 「それは無いと俺は考えている。ゆっくりはれいむ種本人含めて、そこまで正確に“けっかい”の効果を理解してない。ただ、『けっかいをしたからゆっくりできる』程度にしか考えていないからだ」 「ねえ、さっきれいむ種が使えるって言ってたけど、作業始める前に見えるれいむ種の巣があったでしょ?あれは?」 「Jの言うことが正しいなら、れいむ種が居る巣なら“けっかい”が使われてるはずだろ。なんで見えたんだ?」 二人の言う巣は、煙幕花火の説明を始める直前に見た巣のことを指している。 聞こえてきた声はまりさ種とれいむ種であった。 「まりさ種が尻に敷かれていて“けっかい”の真似事をせざるをえなかった、というのは冗談として」 「ありえそうではあるがな」 れいむ種の中には、尊大になり番をこきつかう個体も存在する。 そういった個体は自分は何もせずに番や回りに命令をぶつけ回るため、“ゲス”や“でいぶ”との蔑称がつけられることが多い。 そんな食っちゃ寝の番に頭が上がらず、本来れいむ種の仕事である“けっかい”すらやらされるまりさ種も居るには居る。 「まりさ種がやったんいうなら話が進まない。今回はれいむ種が施したものだと仮定して話を進めよう。さて、れいむ種なのになぜ“けっかい”が正常に働かないのか?それはそのれいむ種の個体に問題があるからだ」 「ごもっともな意見だ。なんとなく組み上げてるものに問題があるってのが違和感あるがな」 「それが問題だ。言うなら、『“けっかい”をなんとなくで組めない』ということが問題になる。“けっかい”は施そうと考えつつなんとなくで組み上げるからこそ効果を発揮する代物だ。だから、どうやって組もうかと難しく考えたり、そもそもどうやるのかを疑問に思う個体だと正常に効果が出ない。まさしく、木切れを立てかけただけになるんだ」 「思い込みの力ってこと?」 「そうだな。『自分は出来る』と根拠なく思えるからこそできる技能だ。勿論、中身に損傷があるだの機能不全があるだのすれば、これもまた“けっかい”不成立の原因にもなる。こうして失敗した“けっかい”には隠蔽効果がない」 「勘で作るのが正解ってのは馬鹿げてるな」 「木の枝立てかけるだけで隠蔽出来ること自体が馬鹿げてると考えたほうがいいと思うぞ。そういう能力だとしてもな。とはいえ」 Jがデジタルカメラをしまう。 「ままごとには変わらないがな。あれはゆっくりしか存在しない世界でのみ成立するものだ。ゆっくり以外から見れば、中まで筒抜けで何の意味もない。むしろ、駆除しやすくて助かる」 「いちいち入り口壊さなくて済むのは楽だわな」 「学習して入り口を固めたりとかはしないのかな」 「しないさ。生物の学習は自分が失敗して酷い目にあうか、他者の失敗を見ることで起こる。ゆっくりにとって失敗は破滅と同義だし、他者の失敗は自分では起こりえないと高をくくる。中には他のゆっくりの失敗をみて学ぶ奴もいるけどね。これは都会の野良に多い」 「都会じゃ学べない奴は死にやすいからな。しょうがねえ」 「“けっかい”についての説明はここまでだ。次は二つ目の群れについて話そう」 「れいむ種が居なかった群れのことだね」 「また来る必要はないっていってたけど、どういうことだ?」 「破滅する要素が三つ重なってたからさ。まずひとつは、捕食種が近くにいたこと。もうひとつは、れいむ種が居ないこと。さいごに、群れの繋がりが弱かったこと。地図を見てくれ」 端末を操作して、地図を表示する。 二つ目の群れがあった場所を囲い、その近くに点を書く。 「点が木の上に巣があったところだ。あそこには、れみりゃ種とふらん種の番が住んでいた。帽子と羽が見えたからな」 「捕食種が掃除してくれるから問題ないってことかよ」 「それだけならもう一度来る必要があった。だが、れいむ種が居ないおかげで全部の巣が丸見えだ。対して、群れのゆっくりは『戸締りをしているから大丈夫』と思って寝る。そして、捕食種の活動時間は日の変わる頃で、普通のゆっくりはどうあがいても寝てしまう」 「よりどりみどりってわけだね」 「反応できる頃にはぺらっぺらって寸法か」 「最後は推測になってしまうが、Sの感想からすると、あの群れはコミュニケーションを余り取っていない。どこの誰それがいなくなったとか、そういった情報が出まわりにくい状態にあるってことだ。こうすると、対応が後手に回る。危機が判明すると、結束が薄いためパニックに陥りやすく、収まりにくい」 「皆でなんとかしましょう、ってなんねえわけか」 「もしかしたらなんとかなるかもしれないけどな。全滅前に捕食種の巣を潰せればあいつらの勝ちだが、何日もつかな?」 ● 三人の人間が群れを訪れてから二十日経った。 群れの広場には、ドスしか居なかった。 ドスは分からなかったが、近隣に住み着いたれみりゃとふらんの番が原因である。 直接の原因は捕食種の番だが、群れ崩壊の原因はもうひとつあった。 群れにれいむ種が居なかったことだった。 もしれいむ種が群れにいれば、“けっかい”を施すことによって捕食種から身を隠すことができるはずだった。 しかし、れいむ種は群れから追放か処刑され、一体も居なかった。 他のゆっくりが施す“けっかい”など、木切れが置いてあるに過ぎない。 無いことと変わりがなかった。 夜中に捕食種に襲われて、群れのゆっくりは数を減らしていった。 残ったゆっくりは各々の巣の出入口を固めたが、たいした物はできなかった。 ただ、小石や木の葉を置いただけの封鎖など意味がなかった。 中には土塊などで塗り固めたものもいたが、数日で面倒になり止めてしまい、その結果れみりゃとふらんのかわいいおちびちゃんたちの腹に収まった。 逃げようとしたものも居たが、新しい住処が見つからないため身を隠せず、捕食種一家の食事になった。 退治しようともしたが、捕食種が活動する時間は普通のゆっくりなら起きていることが難しい時間である。 迎撃しようと準備してたが、ドス共々そのまま寝てしまい、食われて干物になった。 そうして、残ったのはドスだけだった。 ドスは誰も居ない広場を、呆然と眺めていた。 どこで間違ったのだろうか。いや、間違ったことをした覚えはない。 なら何が行けなかったのか?いくら考えても、答えは出せなかった。 ドスは考えることを止めた。こうしていれば、きっとれみりゃが自分を食べてくれるだろうと。 そうすれば考えなくて済むと。そう考えて、夜を待った。 一方捕食種一家は、別の場所へ引っ越しをしていて、既に居なかった。 あとに残ったのは、でかい饅頭だけだった。 ○ やっと本物のゆっくりを潰せたました。最初のはデジタルゆっくりだったし。……あれ?潰してない?まあいいか。 今回の話は「れいむ種に“けっかい”ってのがあるけど、正常に効果を発揮したらどうなるんだろうか?」という疑問から出来上がりました。前回のバッジ話と同じく、前々からあった設定をほじくった形になりますが、動きを増やしました。 最初は一つ目の群れを潰すところまでしか話がありませんでした。話を作るときのルールとして、 「○○がありました→○○はこういったものです→○○が関係した何かが起こりました→結果、こうなりました」 という流れでやることにしたのですが、二つ目で止まっていました。 そこに、「ドスまりさがれいむを全部潰したおかげで群れがゆっくりできた、あとゆうかにゃんのまむまむぺろぺろしたい」という即興が出てきて、それを参考に後半を書きました。こういうのは本人に許可を取るべきなんだろうか。だとしたら申し訳ありません、次からちゃんとやります。 前回の「anko2638 優秀さとは状況によって、万華鏡のように姿を変える」ではご迷惑をおかけしました。 今回も説明が多い内容になりましたが、「お話」になるよう意識して書きました。話の流れを邪魔しないように、説明をいれる場所も最後の方に集中させてみました。それなりの見栄えになったのではないかと思います。 ただ、まだパーツをくっつけ合わせただけのレベルなので、もっと物語として面白くなるよう精進します。 それと、作品内で変な単語や挙動がありますが、気にしないでください。仕様です。 それと、私のSSに対するレスや関係するレスは全部保管しています。 おかげさまで勉強になっています。よろしければ、今後もご指摘やご感想お願い致します。 投稿済み作品 anko2549 箱庭のゆっくり anko2621 人が見たら飼うとは言わないだろうな anko2638 優秀さとは状況によって、万華鏡のように姿を変える
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Show you rar. men 作詞/42スレ200 作曲/42スレ215・ica らーめん ちゅるちゅる うまうまー ただの小麦の麺なのに らーめん ちゅるちゅる うまうまー やっぱり大好き 替え玉お願い♪ スープに背油が浮いている メンマとネギに絡んでキラキラしてる 厚めのチャーシューに煮卵が乗っかって 「さぁ 食べちゃうぞ~ ちゅるちゅる☆ はぁ・・・幸せー♪」 らーめん ちゅるちゅる うまうまー ホントは体に悪いのに らーめん ちゅるちゅる うまうまー 汁まで飲んじゃえ ご飯も投入♪ 音源 Show you rar. men.mp3 Show you rar. men(ica ver)
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作家名は サークル名 灰司(はいじ)? [[]] 萩尾ノブト(はぎおのぶと)? [[]] 葉雨たにし(はぐれたにし)? [[]] 橋田鎮(はしだまもる)? [[]] 長谷円(はせつぶら)? [[]] ハッチ? [[]] 八宝備仁(はっぽうびじん)? HAPPO流? 八月薫(はづきかおる)? [[]] 花巻かえる(はなまきかえる)? [[]] 速水オサム(はやみおさむ)? 1st.M s? はらざきたくま? CHEAP CHEAP? 春風うにぽ(はるかぜうにぽ)? [[]] 春風道人(はるかぜどうじん)? あれ。? 春輝(はるき)? [[]] パルコ長嶋(ぱるこながしま)? 地下世界? 榛名まお(はるなまお)? 篠原重工? はんざきじろう? [[]] 作家名ひ サークル名 火浦R(ひうらあーる)? [[]] 火浦パピコ(ひうらぱぴこ)? [[]] 緋鍵龍彦(ひかぎたつひこ)? KEY TRASH? 東山翔(ひがしやましょう)? [[]] ひぐちいさみ? [[]] 妃田マリ(ひだまり)? 青ぢそ甘工? 英丸(ひでまる)? [[]] ひねもすのたり? 終日庵? 火野聡司(ひのさとし)? [[]] ひめはち? [[]] ビューティ・ヘア? [[]] ひよひよ? [[]] 平野耕太(ひらのこうた)? 男屋? 平野武士(ひらのたけし)? [[]] 飛龍乱(ひりゅうらん)? [[]] 広江礼威(ひろえれい)? TEX-MEX? 広川浩一郎(ひろかわこういちろう)? OVACAS? ピロンタン [[]] 作家名ふ サークル名 楓牙(ふうが) [[]] 風船クラブ(ふうせんくらぶ)? [[]] 深田拓士(ふかだたくし)? ぱるぷんて? フクダーダ ケンソウオガワ 藤坂リリック(ふじさかりりっく)? ピコピコラビリンス? 藤咲真(ふじさきまこと)? 藤咲屋? 藤瀬あきら(ふじせあきら)? [[]] 藤ノ宮悠(ふじのみやゆう)? [[]] 藤真拓哉(ふじまたくや)? ESSENTIA? 藤原俊一(ふじわらしゅんいち)? [[]] 部長ちんけ(ぶちょうちんけ)? SHD? フミオ? 裏FMO? 不破悟(ふわさとる)? BLUE BERRY GUM? 作家名へ サークル名 へかとん? [[]] へち? アーカイブ?・ぷにょーんそふと? べてぃ? 盗賊達の駱駝の群? ベンジャミン? サークルくれじっと? 作家名ほ サークル名 蓬瑠璃(ほうるり)? [[]] 某零(ぼうれい)? [[]] ほかまみつり? [[]] 星逢ひろ(ほしあいひろ)? [[]] 星乃だーつ(ほしのだーつ)? [[]] ほしのふうた? [[]] ぼっしぃ? AskRay? 穂積貴志(ほづみたかし)? P.FOREST? ぽてころ? あっぷるきゃっと? 歩鳥(ほとり)? SION? 堀川悟郎(ほりかわごろう)? サークル太平天国? 堀博昭(ほりひろあき)? [[]] 掘骨砕三(ほりほねさいぞう)? 日本宇宙旅行協会? ぽんこつわーくす? [[]] ほんだありま? 本田工務店? ポン貴花田(ぽんたかはなだ) ハニワマニア
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1 ※未完結! 2010/07/27 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1280205741/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 話の内容はともかく続きをお願いします。 おままごとの中身が知りたい。 -- (名無しさん) 2010-08-26 14 45 34 憂が唯を叱るなんて冗談も程ほどにしたほうがいいぜメーン -- (名無しさん) 2010-08-11 14 42 48 何かこの憂は好きになれんわー -- (名無しさん) 2010-08-11 11 59 20 これオチじゃないんだ… -- (名無しさん) 2010-08-10 23 47 28
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【分類】 思いつき 独自研究社会 霊長 企画案事業 目次 【分類】 【概要】 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【概要】 結婚生活のシミュレーションに丁度いい? 婚活のシステムとしてあり? 短期賃貸マンションで試しに同棲してみる? 提携業種や企画ブライダル 引っ越し 中古家電家具 村興し ネトゲ 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/出会い系闘技場 ★★★ 創作/結婚スタイルと子共の割合 ★★★ 創作/相方のポジション ★★★ タグ 事業 社会 霊長 最終更新日時 2013-06-19 冒頭へ
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戻る 平和ですねぇ〜。 とても面白かったです。 -- (エルフェル) 2011-03-03 02 33 30 良い -- (名無しさん) 2011-03-03 02 44 58 唯ちゃんカワイすぎるやないか! -- (名無しさん) 2011-03-03 06 47 22 みんな可愛いな。平和とはまさにこのことだな。 -- (通りすがり) 2011-03-03 06 50 21 和が絶妙にズレてやがるw何でお父さん役とかじゃないんだよw -- (名無しさん) 2011-03-03 09 04 33 みんなかわいすぎるwwwでもまともな役を志望する子が少なすぎwww -- (名無しさん) 2011-03-03 12 49 01 かわいいw -- (名無しさん) 2011-03-03 22 36 53 この中に俺が入っtウワァァァァァァァァァァァァァァァ -- (とある沢庵の百合書) 2011-03-03 23 10 03 全力でなごんだ -- (沢庵推し) 2011-03-04 04 19 38 澪可愛すぎ -- (名無しさん) 2011-08-27 00 07 24 可愛いな 和んだ -- (名無しさん) 2011-10-06 12 08 04
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